風車監督官日報

風車を監督している

つぶやき怪談/文化とノスタルジー

稲川淳二Twitterアカウントをフォローしている。時々つぶやき怪談というのをやっていて、わりと長い怪談を淳二が小分けにツイートするというものだ。稲川淳二はツリー機能を使わないので、クライマックスのお化けの正体がいちばんに目に入ることがよくあって、それはそれで面白いけど怖くはないなあ、と思っている。

稲川淳二はしつこいくらいに被災地へのお見舞いを投稿する。毎日だ。最近だと能登半島へのお見舞いをよくする。

なんでだろうと思ったけれど、あー、死んだ人で商売をしているようなものだものなあ、とすぐ納得した。稲川淳二は怪談もいいけれど、時々話の枕でやる幼少期の思い出話や身の回りのエピソードトークも好きだ。

 

 

「現代短歌」24年5月号を手に入れたので座談会をようやく読んだ。私の歌についてはかなりドライな言及しかないけれど、それが嬉しい、と思った。感想は本人に会った時聞けば詳しく教えてくれるだろうし……。「文化とノスタルジー」というはっきりしたキーワードをくれたのも嬉しい。どちらのワードもなんとなく、私ってそうかなと感じていたけれど、嫌なので見ないようにしていた性質だ。どちらも私はとくに面白いと思わないからだ。

もうそれはわかったからいい加減次に行こうぜ、と思っていたところだったので人から言ってもらって安心した。でもそれが私のいいところならいいところを見てあげてもいいかもしれない。

 

高校の友人が雑誌を買ってすぐ読んで感想を送ってくれた。「私はこの歌が好き。うちの母は……」と言われて、同級生のお母さんに読まれてんだ……とすこしおどおどしてしまった。でもありがとう。Aちゃんママも、ありがとうございます。

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