風車監督官日報

風車を監督している

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オーガニックということばを頭の中に浮かべるとはじめのうちは心地いいが、突き詰めるとアブラムシがびっしり沸いてきて悲鳴をあげることになるので、あまりこだわり過ぎないようにしている。

高校生頃から、毎年春先か秋口になると岡尾美代子のエッセイを開いて、これからきっとあたたかい陽の光がさすフローリングに寝転がる生活ができるようになる、と思うのだが、次の日には脱いだ靴下で床にこぼした菓子クズを拭いているから、結局できる人をうらやみつつ見るのが一番楽しい。と、思うことにしてるけど。また野菜用肥料を買ってきてしまった。きっと来月にはやらなくなってる。そしたらあーあ、と笑ってください。

まず携帯電話と音楽再生機器を再び分離することから私は始めなくてはいけない。